4月18日 月曜日







『大地震&その後に思うこと-6番目』
























6ヶ月から9ヶ月で冷温安定を





ようやく工程表が出ましたね。

工程表って、単なる原発復旧工事の目標に過ぎないのに、

遅くとも9ヶ月後には自宅へ帰れる的な話になっているのは、

ボクの気のせいですか?





どう考えても、

















「福島第一原発周辺は10年、20年住めない」





これが普通の事実認識だと思う。

本当に20年間住めないかどうかは別として、

報道されているデータ&状況が正しいことを前提としたら、

結果として3年で済むか、5年か、10年か、20年かは分からんが、

確実に現状は、 “10年、20年住めない”レベルの被害状況だと思う。

イギリスの研究機関かなにかの試算では、原発の解体&汚染除去に最大100年とか出てるらしいしね。

今でも「数ヶ月で元通りに生活できます」なんて認識だったほうが異常だと思う。









地震&津波の翌日に、福島原発に行き、副シャショサンを怒鳴った。

それによりベント(原子炉格納容器の減圧)が遅れた。





いや、ベントがされたのを確認せずに帰ってきたことが問題だと思う。

法律に基づきベントを命令されたにも係らず東電が渋っていたのだから、

「むしろ自分が弁を開けてやる。手順を教えろ」

そのぐらいの勢いで速やかなベントをさせるべきだった。

非難される方向が間違っていると思う。









あと、世間のブログの類いだと

やれ反原発だ、反原発は非現実だ、と騒いでいるけど、

(ボクもその一人だが)

時間軸上のズレがあって、議論が噛み合ってない。





中長期的には、この原発事故をみたら誰がどう考えても、原発は危険だろ。

原発が制御不能になったときのリスクがデカすぎることは一目瞭然。

制御不能の原因は津波だけじゃなく、気になるあの国が狙いを定めて・・・っていうのも。

うん、正直良い標的だと思う。





ただ、短期的には、すぐに原発を完全に止めるのは非現実的だろ。電気が足りないんですから。





中長期的には原発廃止。国防の見地からも。

ただ、短期的に、この数年は安全対策を拡充して必要悪として最大限活用。点検整備中の原子炉も再開。

極短期的には、制御不能になって放射性物質を放出し続けている現状、何としてでも至急復旧させろ。





そんなバランス感覚がないのか。どいつもこいつも。





まっ、個人的な直感では、今回の工程表は達成できないと思うけど、

とりあえず、現時点での見通しという情報公開ですから。

間違っても良いから、情報はどんどん公開して欲しいもんだ。













今回も少しずつ公開しちゃう。





インプレ:悪いところ編






















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