'07 12月26日 水曜日





CRM メンテナンス記録簿

『復活の狼煙』

























CRM復活!



















1ヶ月半ぶりのエンジン始動



















ええ、ご存知の通り、

CRMがいつもながらご機嫌ナナメでして、

火花が飛ばなかったんです。







とりあえず原因究明は急ぎ頑張ったんですよ。

テスター片手に、修理書頼りに、

手探り、かつ見様見まねで、HONDAサンを信じて自己流に



















そうそう、CRM(MD24)って







初期型'89 CRM250Rk

2型'91 CRM250Rm

3型'93 CRM250Rp

4型'94 CRM250Rr

で、'97 CRM250AR(MD32)







ちなみに、ボクのCRMは外装は3型なんですが、

エンジン&フレームは2型であります。







そんなCRMの進化系統なんですが、

初期型と2型の違いは

外装なんかはほとんど共通なんで、

正立フォーク→倒立フォークだけかと思っていたんだけど、

実はMD24の進化の中で最も大いなる違いっぽい







だってね、初期型は一般的なCDIなんだけど、

2型からPGM



















PGM=コンピュータ制御キャブレータ







サービスマニュアルとにらめっこしてたら、ビックリ

2型からPGM搭載なんですよ。

Rm用の追補で判明



















そんなPGM制御車である我がCRMの電送系の修理







これがブラックボックス化されているというか、

何気にホーネットちゃんに繋がる現代性

15年選手の意外な一面を発見



















で、手順は何気に簡単

PGMの太いコネクタを外して、

何色のコネクタと、どこそこの導通

あっちとの抵抗値・・・







そんな感じの色模様、人間模様



















で、一応SMの手順に従って、一つずつ潰していったのです。

そしたら判明







緑のアース線が3本あるんだけど、そのうちの1本とボディーアース間で導通なし

アース線がアースの役目を果たさず







もし、導通が確認できない場合、まず別の何色とそっちの抵抗値・・・

その指示にしたがって確認したけど、そっちは何ら問題なし

そんな場合は、配線の断線 or 短絡をチェック







ええ、アース線が断線しているようであります。

念のため、その先のコイルや、レギュートレクチファイアの点検もしたけど、

どれも正常な抵抗値の範囲内







さらにジェネレータの発電量までチェック

これも正常の電圧値だったけど、

一人でキックをしながら、電圧を測るのは結構しんどい

神懸かりな姿勢で遂行







こんな時はバッテリー&セル搭載車が羨ましい



















そんなこんなで、アース線以外にはまったく問題点がない

あの太いハーネスほどいて断線箇所探しは面倒だなぁ・・・



















そこまでは、だいぶ前にやっていたんです。

ただ、実際に修理するのは踏ん切りがつかなくて、

激・多忙の日々もあって

全然手付かずだったのです。

それで、冬休みになって、忘年会をクリアできたんで、ようやく修理に着手



















ハーネスほどいて・・・はあまりに面倒なんで、

ハーネスごと交換しようかと思っていたんですよ。







ただ、本当にアース線の断線なら、新たにバイパス的にアース線を引いてやれば良いのでは?

そんなアイディアを頂戴致しまして、

ようやく今日、実行







ええ、やることは簡単

パチンと挟んで、配線の分岐を作るコネクタを、

問題のアース線につけて、片方は適当なボディーアースに取り付ける。

まさしくアース線のバイパス















これで良いはず



















で、スパークチェック





































いぇーーーい!!!







元気な火花がズバズバと

ウキウキで全部元に戻して、キックキックキック







イーンイーン







5発ぐらいのキックでエンジン始動!



















いやっほーーー!!!







まさしく復活、CRM



















今日は軽く近場だけだけど、早速乗ってきましたよ。

いーね、2スト♪




















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