'07 04月15日 日曜日





CRM メンテナンス記録簿

『吸排気プチ再生1』

























悪名高きMD24(CRM250R)







生まれつき激悪な始動性

こいつは曲者

























だって、30分買い物して出てくるだけで、

キック5回は当然







一週間放置していると、20回は当たり前

一旦エンジンかかっても、アイドリングが安定するまで何度もストール

























しかも、最近はガソリンを熱狂的に無駄遣い







大嫌いなニンジンを無理やり食べさせられた子供というか、

薬を口に放り込まれたダメ猫とでも言おうか、

すぐ吐き出しちゃうんですよ







ペっと

























普通に走ってきて、停止&エンジンストップ







ふと、どこからともなくガソリン臭

うっかり、ゴボゴボ噴水状態

地面に地図を書くとはこのこと







画材はガソリン







水彩画

油絵

ガソリン画







ある意味自然の力による芸術

























これぞ環境対策とは正反対な極悪単車

ちょっぴり排気ガスが汚いだの、低燃費だの、そんなレベルではない

生のガソリンを噴水

さすが2スト

アンチ環境保護であればこのくらい徹底しなきゃね

























ってバカ!







これは明らかにオーバーフロー

キャブレータが反抗期な証拠

こういうときは実力行使は御法度

まずは話をじっくり聞いてあげることが大切

誰にでもよくあることですからこのくらい

なんで、様子見としてジロジロとキャブを見つめてみたんですよ







うーむ、普通にガソリンが溢れている

まぁ、とりあえずコックをOFFにすれば良いんです。

たったこれだけで解決

























・・・のわけはない!







こういう場合は精神を徹底的に叩き直さなければならん!

というわけで、とりあえずキャブをバラしてみることにしました。

























だって、15年物だよ

じっくりこってり熟成されたヘドロ状のなにかが詰まっている可能性大







夢一杯お腹一杯、15年分も

























なんで、そういう過去はきれいさっぱり流すのが一番

キャブクリーナで流しちゃうのが一番







そんなわけで、キャブをはず・・・れない!



























これがキャブレータ







エアクリ側と、エンジン側のゴム製マニホールドを外して、

ガソリンホースを外せば良いんだが、

余計な物もあって、それが問題児







ええ、冷却水のホースジョイントがキャブに付いているんですよ

別にキャブ内に流れているわけじゃないのに







まぁ、そのジョイントはボルト一本で付いているだけなんで、

そのボルトを外せとサービスマニュアル

そんな簡単に外れれば苦労はいらない

























だって、ネジ山が壊滅







だいぶ頑張ったけど、無理そうなんで、

冷却水を抜いて、ホース抜いてキャブ外しましたよ



























これが噂の問題児

単なるホースジョイントなんだが、ネジ山ががっつり壊滅







これから先、ずっとキャブ外す度に冷却水を抜けば良いんだが、

それはあまりに面倒極まりない仕打ち

このネジさえ取れればオールオッケー







なんで、ネジ山が潰れたネジを外してやろうじゃないか!と挑戦状



















つづきます。




















inserted by FC2 system