愛車紹介&バイク論〜【CB900 HORNET】


【ライバル Part3】〜内なる敵  '05/06月



















CB900Hornetってほとんど見かけないよね。













街でも、

峠でも

雑誌でも

























そう、雑誌上で新機種のインプレのとき、

普通は似た性格のバイクは比較対象で絶対出てくるじゃん













それなのに・・・さっぱり出てこないよね。













ホーネット900に限らず、

HONDAの輸出車って全然登場しないよね













例えばYAMAHAのFZ-6フェザーが登場した時、

一番性格が似ていると思われるのに、ホーネット600はまったくなし



















『ツアラー対決!』







とか言っても、ST1300パンヨーロピアンもまったくお呼びでなし。



















『ビッグオフ比較』







でも、バラデロなんてどこにもなし。













HONDA車で出てくるのは、牙を抜かれた国内仕様車のみ



















明らかに、HONDAが広告費を出さないせいだね。

HONDAは国内車しか売る気がないらしい













他社は輸出車でも積極的に出てくるじゃん







TDM900、FJR1300、Z750、隼・・・・etc







これはちゃんと広告費を出すからだと思われる。

雑誌社側からしても、やりづらいと思うよ。

HONDAの姿勢は



















なに考えているんだろ?HONDA

国内ラインナップを充実させてくれるのはありがたいが・・・

























おおっと、前ぶりが長くなりすぎた

今回言いたいことは、なぜCB900Hornetは不人気なのか?

なぜ売れなく、国内ライン落ちしちゃったのか?

これを僕の勝手な考えから書き連ねてみます。



















最後まで書いて、見直してみたら、

メチャメチャ、喧嘩売っているような文章になってました







ホント、好き勝手になってます。







なんで、ここから先はご注意下さい。

特に、250ホーネットに乗られている方はご注意を

気分を害したら、ゴメンナサイ

























で、前もって結論を言えば、







HONDAの販売戦略の失敗

HONDA内部のライバルに敗北。







そう思います。

























理由一、







ホーネット900自体はイイ出来

この軽量コンパクト、新世代ネイキッドというコンセプトは成功



















が、販売面は失敗

さて、どうしよう?







と、HONDAも悩み、

モデルチェンジ&イメチェンして、売るか、

それとも、このコンセプトだけを再利用するか、



















ここらへんはHONDAは上手い

損して、得とれ

CB900Hornetのコンセプトをそのまま、二代目CB1300SFに再利用













それまで、大きいことは良いことだ、

で通してきた、CB1300(CB1000)をフルモデルチェンジして

軽量化、スポーツ性能を売りに。



















その再利用は大成功!

売り上げ倍増



















でも、まんまCB900Hornetのコンセプトをパクったんだけどね







しかも僕に言わせりゃ、中途半端

軽量化と言っても、226kg止まり(CB900Hornetは194kg)

それまでが重すぎ

ビッグネイキッドの中でも標準レベルになっただけ



















が、ここはHONDAの作戦成功

商売的には大成功

売れているらしいね、現行CB1300SF













そんなんで、CB1300SFが正真正銘のライバルかもしれない































敵は内にあり

























理由二、







上では普通に流しちゃったけど、

なぜ、CB900Hornet、販売面で失敗したのかな?

そこの根本を考えてみよう!



















これはね、“イメージ”の失敗だと思うよ。













イメージ=『ホーネット』は『ホーネット』







ここです。

このイメージによるところが大きかったと思う



















ええ、大型免許取るとね、

普通の人は







せっかく大型免許とったんだから、大型らしいバイクを!







って考えるわけよ

その中で、「ホーネット=250」のイメージが完成されていて、







わざわざ大型免許取ったのに、250のイメージのホーネットってちょっとなぁ・・・

って考えたってこと

特に、中型免許時代が長い人にはこういう印象強いと思うよ



















実はどんなバイクなのか、

250とは大きなる違いがあることを













いや、全然別のバイクであることを知られず、

イメージだけでCB900Hornetを考えられちゃったんだと思う

























イメージだけで決めちゃいがちの日本人

そんな日本人には選ばれなかったんだと思うよ。



















だから、販売面ではさっぱりのCB900Hornet

最後はコンセプトをCB1300SFに使われ、国内ライン落ち



















以上がCB900Hornet、なぜ不人気車なのか、なぜ売れなかったのかの考察







何気に当たってると思いません?



















まとめ







最大のライバルは内にあり

Hornet250とCB1300SFが最大のライバルである



















マジでね,Hornetは600も、900もすごく良いバイクなんだよ

それは欧州での人気を見てもらえれば一目瞭然



















が、日本では「ホーネット=250」

大型取ったのに、250イメージのバイクは選びません













うーん、残念

この大型ホーネットの素晴らしさが理解されないなんて

もったいない













いや、中型、250が悪いとか言うつもりはないよ

ただ、日本人の行動における“イメージ”として言いたいだけ。

250には250なりの良さがあるのは充分に理解してます。



















で、







CB900Hornet、

どうしたら売れたか?



















これはね、イメージそのもので簡単に解決

正確に言えば、900から売るべきだった













「モンスター」の如く

もしくは、「刀」のように













始めに大型でフラッグシップたるイメージを構築してから、

中型400、250へお下がりをすれば良かったのに













モンスターも、刀も、900(1100)でデビューして

そこから400へお下がり

刀は250まで出したしね







それでも、ちゃんと売れて、人気車



















絶対に、900から出すべきだった。

ホーネットも

























えっ?













250がなければ、600&900はありえないって?



















まぁねぇ、







900からでは、今のデザインは考えつかなかったかもね













でも、コンセプトは全然違うじゃん

250と、600&900って



















250は“クラスを越えたグラマナスなボディ”







つまり、小排気量をいかに大げさなデザインにするか、

250をできる限り大きくみせよう







っていう、コンセプトじゃん



















逆に600&900は“軽量コンパクト”

扱いやすいコンパクトな車体に、ハイパワーなエンジン













全然違う

正反対なんですよ













今と同様になったかどうかはわからないけど、

何かしら、格好いいデザインの900ホーネットは誕生してたはずさ













むしろ、“グラマナス”なデザインに縛られない分、

もっとカッコいい、お洒落なデザインになってたかもね



















とか、言いつつ







噂に聞く、Hornet1000でも、

今のホーネットデザインを継承してもらいたいよ。







というか、デザインは今の900のままで良いぐらい



















ガンバレCB900Hornet!!!


















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