ガソリン再考察〜【CB900 HORNET】

【ガソリン再考 - エンジンの仕組み】  '04/05/21

混ぜ物がしてあると沸点上昇する=温度を高くしないと気体にならない。
ガソリンは気体になると爆発的に燃える。
→つまり混ぜ物があるハイオクは燃えづらい。

ここまでいいでしょうか。
で、なぜ燃えにくくするのか?
その理由の為にちょこっとエンジンの仕組みを考えてみます。
ちょっとお願い。私、エンジン(内燃機関)についてはド素人です。何かおかしなところがあったら是非教えてください。訂正します。

4サイクルエンジン。何の問題のない状態です。

こんな感じに、吸気→圧縮→燃焼→排気、と繰り返してまわってます。
しかし、圧縮比が大きい(たくさん圧縮する)エンジンの場合だと、こんな感じに.....



圧縮がしきれないのに、燃焼が始まる。
シリンダーは上に行こうとしているのに、燃焼が始まりピストンは下への力を受ける。
逆の力がぶつかり合い、衝撃が!
この状態が起きているとき走っていると、
「ガリガリガリ」
って音がするらしいです。これを‘ノッキング’っていうらしいです。
そこで、圧縮が終わるまで燃焼が始まらないように、燃えづらいハイオクを入れるのです。
燃えづらいハイオクであれば、最後まで圧縮してから燃焼が始まる。
ノッキングせず、エンジンは動く。

レギュラーでも、ハイオクでも圧縮しきるまで、燃焼が始まらないエンジンであれば、どちらでもオーケー。
こんな仕組みです。

'04/05/21(アップした日)

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