■ 消耗品についての一考察〜【CB900 HORNET】 ■ 【タイヤは単車の足 1・2本目】 タイヤについて ホーネット900の純正タイヤはブリジストンのBT-56です。 一世代前のツーリングタイヤです。 比較するモノもなく特に不満もなく、ふつうに使ってました。 そいつも'03夏の北海道で完全に使い切るまで使ってしまいました。13700kmで。 (お恥ずかしいことにスリップサインがどのくらい重要か知らず・・・) スリップサインっていうのは正直みたいです。ちゃんと守ってやらないと。 本当に使い切り(中の繊維が見えるぐらい)でした。 寸前で車線変更の時、違和感があったらすぐ空気が抜け始め、停車しました。 ただ、スリップサインが出て、かなりの距離(1000km以上)を走っちゃいましたが、 そんなには違和感なく、問題なく走れてました。 そうそう、そのときはレッドバロン苫小牧に引き上げてもらいタイヤ交換になりました。 こんな時はレッドバロンの全国引き上げサービスはありがたい。 その時は、選ぶ余地もなく、在庫であった唯一のダンロップのD208TypeGに。 タイヤ代、工賃、廃タイヤ処理料、バランス代、すべて込みで45000円でした。 レッドバロンは高い・・・そのときは背に腹は代えられずしょうがなく。 D208TypeGはダンロップの看板モデル。公道用ではトップクラスのハイグリップタイヤ。 他のメーカーのスポーツモデルと比べても評判のグリップ力みたいです。 ハイグリップってことは乗り心地もよくなる!(走りも攻められる!?) と楽観的に考えていたけど・・・ 北海道の間はさほど感じなかったけど、横浜に帰ってきてから色々分かってきました。 ホーネットにはD208TypeGはグリップ力があり過ぎて、フレームが負けてる気が・・・ どうも、よく言えばフレームがしなって、悪く言えばフレームがよれている感じ。 あまり乗り心地は良くない。特に町中だと。 とっさの動きや急ブレーキでロックの時はフレームが明らかに負けている。 レース寄りのハイグリップタイヤはカーブが一定の決まったコースでのみ最速だと。実感 あと、ハイグリップタイヤはタイヤが暖まった時のみハイグリップと。 暖まってない時はまったくグリップしないと。 あの時、自分でコケてそれも実感。 つまり町走りにはハイグリップタイヤは全く役立たずであると。 四輪とは違って二輪はグリップ力があればイイってことじゃないみたいです。 車体全体のバランスが重要であると。 |