フロントフォーク狂想曲〜【CB900 HORNET】

【第三章 再挑戦】  '04/10/02(土)

長く続いた秋晴れも今日で終わり、明日から雨予報。
明後日からは二学期開始。ゆっくりバイクいじりをするのは今日が夏休み最後のチャンス。
それでは前回のFフォークOH不調の原因究明のため、東京堂へ行こう!


ちなみに前回のOH以来100km程走ったが、メチャメチャ調子悪いってことも、異音がするとかいうこともありません。ただフォークの動きがOH前とほとんど変わらずか、ちょっと悪くなった感じがする程度。
つまり普通に街中を走っている分には大きな異常は感じませんでした。


今回のためにオイルシールセットとスライドメタルだけは用意しておきました。あと、ダンパーを止めてある底のボルトのワッシャーも。このワッシャーは本当は毎回要交換なのに、前回は使い回しちゃいました。


前回同様、東京堂で工具を借りて、ガレージの片隅(大きく占拠?)で作業開始。
手順は前回同様。
Fフォークのバラしも2回目なんで、結構手際よく進む。
前回苦労したダストシール剥がしや、虫除け外しもテキパキ進む。



で、あっというまにバラバラに。


ちなみにフォークオイルは再利用です。
だって、たった100kmしか乗ってない。しかも6000円/1.1Lもする超高級オイル。
このオイルの製造元の円陣屋至高の社長さんも、全然再利用で問題ないって言ってたし。
ゴミが入らないように注意。左に見えているタッパーに一時保存です。
このタッパーは100円ショップで買った新品。
オイルはきれいな赤色でした。まぁ100km、1週間しかたってないから当然か。
バラす途中で多少飛び散った分は、前回残ったオイルがあるんで平気。


あっそうそう、バラして最初に確認。スライドメタルも、インナーチューブも無傷。まったく問題なし。オイルシールも見た限り何ら問題なし。
何が失敗の原因なのか?
ちなみにスプリング長も他も問題なしでした。


1週間前に洗浄済みなんで今回はそのまま組み直しへ。
絶対失敗しないようにひとつずつ工程を確認しながら。サービスマニュアルを見ながら。
念のため、オイルシール、スライドメタルともに新品に交換しました。


今回はオイルシールの打ち込みは最初から東京堂の店長さんにお願いしました。
前回は自分で悪戦苦闘した箇所で、きっとそれが原因だと思われるんで。
さすがプロ、アッという間にオイルシール打ち込み完了。


で、チョチョイのちょいで組み立て完了。
もちろん油面は純正のまま。
バイクに付ける前に押して動きを確認してみたら、




違う!動きが良い!!




はい、成功したようです。
バイクに取り付けて再度確認。
やっぱり動きが良くなりました。
ゴムを引きずっているような抵抗がなくなりました。
きっと原因はオイルシールの打ち込みで叩き過ぎたせいか、歪んで入っちゃっていたのか、確定はできないが、それでオイルシールが抵抗になっていたような気がする。


ここまでの2回目のFフォークOHの所要時間は4時間程。
前回が9時間ぶっ続けだったんで、かなり進化しました。僕も。




前輪、Fフォーク取り外された状態。ちょっと格好わるい。


まだ、もうちょっと続く予定。

'04/10/13(アップした日)

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