フロントフォーク狂想曲〜【CB900 HORNET】

【第一章 つい勢いで】  '04/09/23お彼岸

作業:フロントフォークのOH&円陣屋至高の超高級フォークオイルABSO RRに交換。

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ご注意、この作業工程の手順はかなり大雑把に書いたものです。
これだけを参考に自分でOHは絶対しないでください。取り返しのつかない事になるかも。
特殊工具も必要な箇所があります。
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必要な部品は前もって注文済み。
で、場所は東京堂。工具をお借りして作業開始。
基本的に自分でやりましたが、手順等は店長さんに教わりながらです。


まず、スタンドで持ち上げる前にすべてのネジをちょびっと緩める。後からだと力がかけづらい。
次、スタンドで前後持ち上げてからキャリパー→前タイヤ→フォークの順で取り外し。
自分でタイヤを外す以降は初めてやったが問題なく進む。

フォークのトップキャップ外してオイルとスプリングなんかを出した。


汚いオイル。焦げたような匂い。

で、単にオイル交換ならここで終わり。汚いオイルをちゃんと抜いて新しいオイルに交換、組付けへ。

が、OHとなるとここからが大変でした。とっても。
小石や虫よけのカバー外しで一苦労。
ダストシール外しでさらに苦戦。

底のインナーチューブを留めているボルトを外して、ちょっと力ずくでオイルシールを外せば中身がゴロゴロ。


フォークのインナーチューブ。


一通りパーツを洗浄。パーツクリーナーで。
スライドメタルを交換して組付けへ。


フォークの全部品。ここまでバラバラにしちゃいました。


しかし、ここからがまた難関つづき。
まず、スライドメタル打ち込みで面倒くさい。
オイルシール打ち込みでさっぱり上手くいかない。

片側のオイルシールの打ち込みに30分も格闘。 苦戦に苦戦していたときに助け舟。
店長さんがもう片方を。なんと数十秒!アッという間に打ち込み完了。
腕が違いますね。力のかけ具合?コツなのかなぁ?
まぁ、完全初めての初心者と、その道のプロとは比べ物にならないってことです。

でもって、オイル量を量って、油面も測って、オイル注入。油面は標準のまま。
あとは逆の手順でちょちょいのちょいと組み付け。

最後の組付けで“ちょびっと”失敗しちゃったがそれは秘密。
なんとか致命傷にはならず。


ちなみに作業開始は午前10時半。終了は午後7時半。
なんと作業時間9時間!!!!
休憩なしのぶっ続けでやっちゃいました。
正直言えば、ちょちょいのちょいではないです。はい。

ただ、やっている本人は時間が過ぎるのはたいして感じなかったです。
自分でバイクいじりって面白いもんです。

で、完了。










が、・・・・




















ここまで頑張ったのに、結果はたいしてフォークの動き良くない!!!
いままでの汚いオイルの時と変わらず。もしくはちゃっと悪くなったか。
おかしい、何かがおかしい。新品オイルABSO RRを入れたんだから、こんなはずはない。

店長さんも、常連さんも。
『これは変。硬すぎる。ABSOなのに』


これは困ったことになりました。

今のところ考えられる原因は
1, 新品オイルシールが馴染むまで抵抗が大きい。
2, スライドメタル打ち込みのときに叩き過ぎて何か不具合。
3, もしくはオイルシール打ち込みで叩き過ぎて何か不具合。

2, 3,の原因でインナーチューブに傷が入ってしまったみたいな致命傷も考えられないわけじゃない。
困りましたこれは。
もし1, であれば慣してやれば問題ない。

とりあえず、オイルシールかスライドメタルの打ち込み失敗の可能性が高いので、近いうちにもう一度バラしてみるつもりです。
もう一度パーツを取り寄せて、届き次第バラすつもり。

今回の作業は素人がやるにはちょっとレベルが高かったのかな?
でも、面白かったです。OH。
これに懲りずまだまだ挑戦はしますよ。 とりあえずこの原因究明は早急にやります。


東京堂にまず感謝。休日の店先の一角を丸一日占拠し。手順も教えてもらい、やっていただいた箇所も。もちろん指導料、工賃なし。感謝感謝。
お客さんにもいろいろアドバイス&手伝ってもらいました。感謝感謝。


東京堂 毎度お馴染み、カブパーツ盛り沢山のお店。カブに限らず大っきいバイクのお客さんも。


つづく☆


'04/10/03(アップした日)

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