‘15年02月01日 日曜日

晴れ





Buell X1『乗り換えた理由』
























前に2004年式のスポーツスター(XL1200R)に乗っていたんですよ。

そのXL1200Rがかなりお気に入りだったの。







ノンバランサーのエンジンの鼓動感は最高だし、

ラバーマウントなんで、ある程度回転が上がると、ピタッと振動が収まる。

特に、キャブの素直さ気持ち良かったの。







ただね、ちょい不満も。

まずは、パワー不足。

排気量だけあって、下のトルクはあったけど、上がさっぱり。

回しても、全然走らない。







それから、車体がふにゃふにゃ。

リアサスをオーリンズ、フロントフォークもカートリッジエミュエータ入れて、

足回りを固めたけど、ダメダメ。

ちょいバンクしているときに段差を踏むと、フレーム自体が歪む。

やはり、ハーレーには限界があるような・・・

いや、ラバーマウントのスポーツスターにスポーツ性を求めるのは無理があるのか・・・







なんで、エンジンに手を入れて泥沼になるよりも、ビューエルに乗り換えたのです。

最も合理的なチューンナップと呼んでください。







なぜゆえ、EVOビューエルにしたか。

XBは、前にさんちゃんのXB12Scgに乗せてもらったことがあるの。

その冷却ファンがうるさかったの。

空冷なのに。

あと、フレームが熱い。

うかつにニーグリップできない。

でも、自然にニーグリップしちゃう乗車姿勢。







さらに、エンジンの鼓動感がXBはあんまりない。

まぁ、一般的なバイクに比べたら、とっても鼓動感あるんだが、

ハーレーのエンジンではあんまり鼓動しない。

やはり、進化した分、普通のスポーツバイクになってる。

EVOの方が、スポーツスターのエンジンをチューンナップという本来のビューエルの匂いがする。







あと、部品供給問題。

ビューエルは生産中止。メーカー自体が消滅。

部品供給は10年間はハーレーが責任持つという話。

じゃ、10年より後は絶望的。

XBはビューエル独自のエンジン&車体。

EVOまでは結構スポーツスター。

しかも、XBよりは単純。

特に、EVOはガスケットやパッキンがスポーツスターとほとんど共通。

なんで、通常の範囲では、EVOの方が維持しやすいかと思いまして。

あえて、X1にしたの。

もうちょい理由はあるんだが、それは追々。















スペックを比較してみる。

X1は、101ps/6200rpm、12.4kgm/5500rpm。乾燥重量200kg。

XL1200Sは、65ps/6000rpm、9.79kgm/3200rpm。乾燥重量240kg。

XL1200Rは、63ps/6000rpm、9.12kgm/2700rpm。乾燥重量260kg。







あくまで、ハーレーのスペックは理論値というか希望値です。

実測はかなり落ちます。

それを考慮しても、すっごく違うでしょ。







XL1200Rと比べると、

60kg軽い車体に、38馬力も多いエンジン積んでるんです。

XL1200Sと比べても、40kg軽い車体に、+36馬力のエンジン積んでる。

ええ、X1は、回したときの頭打ち感なく、明らかにパワーアップしてる。

車体も軽い。







が、XL1200R(一通りのライトカスタム済み)の方がずっと気持ちいい。

素直で、乗って楽しい。限界は低いけど、ワインディングでも楽しい。

がんばって攻めている感じが良い。

高速でも、速度が乗る。







Buell X1は速度出す気にならない。ワインディングが楽しくない。

予想通りと言えばその通りだが、X1(ノーマル)はダメ。

まぁ、ハーレー全般に言えることだが、ノーマル状態を普通と思ってはダメですから。

なんとかしますか、って言うのが本題。







つづく







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