8月22日 月曜日
秋雨?
カブで北海道ツーリング2011
『概略』
たまに無性に走り出したくなるんです。
カブで。
でかいバイクを他に持っていても、あえてカブで走り出したくなるんです。
カブにはカブの良さがあるんです。
60km/hの世界は景色がまた違うよ。
飛ばす必要がなく、四輪を追い抜く必要がないツーリングは気持ちが楽だよ。
そんな魅力もカブツーリングにはあるけど、
正直言えば、今回のツーリングのお供をカブにした理由は、
フェリー代の節約でした。
ええ、今回は利尻&礼文にとにかく行きたかったの。
礼文島を歩きたくて、利尻山に登りたかったの。
いっつも稚内やら宗谷岬は行くくせに、利尻礼文は素通り。
去年、利尻&礼文の魅力をキャンプ場で聞いて、とにかく行きたかったのよ。
ただ、利尻&礼文に行くには、稚内から三角形に3回フェリーに乗る必要がある。
稚内のフェリーターミナルにバイクを置いて、人間だけ渡る人も多いけど、
離島をしっかり観察するには自由に動けたほうが良いじゃん。
なんで、フェリーコスト節減のためカブにしたの。
ただね、道内ではカブだからってそんなに移動が困難ってわけじゃないよ。
カブで一番制限され困るのは、高速に乗れないことなんだけど、
道内じゃ普通、ツーリングとしては高速使わないもん。
そんなわけで、カブで北海道を走って来ました。
だいぶ前だけど、前にもカブで北海道行ったことがあるんで、今回は2回目でした。
まずは、総論的にカブで北海道ツーリングしたよってことで概略を書くわ。
ちなみに、写真は旅ブログで使ったのと似たのもあるけど、そこは勘弁してね。
行きの新潟港で。乗船前のカブ。
23:30新潟発苫小牧東行きなんだけど、
これに乗るためにR17&R8で三国峠越えて新潟まで行くのが辛かった。
行田ー新潟間、280km、9時間でした。
やはり、時間が決められていて長距離を一気に走るのはカブではキツいわ。
苫小牧東港に到着時のフェリーの車両甲板。
隣のホーネット250サンとは後に宗谷岬で偶然会って、驚いたわ。
幌延のキャンプ場でカブ70でツーリングしている人と会った。
若いのに変わっているヤツだ。
定番のサロベツ原野の風力発電。
サロベツ原野。地平線の中をひたすら。左手に水平線。利尻がうっすら。
定番宗谷岬。バイク駐車場がガラガラ。観光客も例年に比べると少ない。
前日に幌延のキャンプ場で会ったカブ70と偶然再会。せっかくだから記念撮影。
ちなみにこの時点で、ジーンズは稚内のコインランドリーの乾燥機の中だったんで、ジャージなんです。
カブをこんなところまで持って行って記念撮影ができるほど、宗谷岬は空いていたんです。
礼文行きのフェリーの中。乗船時間は2時間弱。
礼文林道をカブで走った。荷物満載状態で。
礼文については詳しく後で語るんで。
北海道と言ったらセイコーマート。礼文唯一のセイコーマート。
礼文から利尻に行くフェリー内。時間が中途半端だったせいか、空いてた。所要時間45分。
利尻、沓形岬。
利尻にはフェリーターミナルがふたつ(沓形&鴛泊)。ボクは沓形港に到着。
利尻を堪能した後は一路、トムラウシへ。
トムラウシをクリアして、帰宅。
全部で16日間。利尻2泊、礼文2泊、トムラウシ3泊という行程でした。
カブの積載状態。リアがかなり重い。サイドスタンドだと倒れそうになる。センタースタンド立てるのも重い。
ホームセンターの箱(約50L)を2個重ねた上に、ツーリングバック(一番大きいヤツ)を載せたリアキャリア。
フロントキャリアにはガソリンタンク(4L)。
普通に大きな公道を走る分にはカブのタンクだけでも足りるけど、トムラウシに山ごもりしたりするには必要。
3回携行缶に頼ったかな。
1Lだけでも携行缶持ってるとかなり安心できると思う。
股のベトナムキャリアには工具&パンク修理セット。その上にタンクバック。
パンク修理セットは当初、リアの箱内に入っていたんだけど、おみやげ類が増えて途中からベトナムキャリア上に。
タンクバックはホーネット900のときに使っていたバインドバック2ってヤツ。
ベトナムキャリアのバネで挟む部分にちょうど挟めて便利。もうちょい容量あったほうが良いけど。
後ろにぶら下がっているのは3日分のゴミ。
ちなみに、箱一個はテントやら食器やら食材とかのキャンプ用品。
もう一個の箱は登山靴やらリョックやらの登山用品。
ツーリングバックは着替えやカッパ、防寒具とかの一般的なツーリング用品。
もっと荷物は減らせると思うんだけど、あれもあると便利、もしかして必要かも、って荷物が年々増えるのよ。
少なくとも登山やらなきゃ箱一個は減らせるぞ。
ちなみに、今年は天気に恵まれほとんど雨には降られず。
気温も北海道としては高めで、あれこれ用意して行った防寒装備はまったく使わずでした。
まぁ、簡単に言えばこんなカブツーリングでした。
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