3月18日 金曜日
晴れ
『大地震に思うこと』
地震です。
悲惨です。
困りました。
この1週間、テレビを見まくってます。
毎日15時間ぐらいテレビの前です。
廃人かもしれない。
テレビが消せない。
なんか3つぐらいの映画がリアルで動いている感じ。
とにかく原発が深刻ですね。
もう手の付けようのない雰囲気もありまして、
世の中、反原発になることが目に見えてますが、
個人的には、ちょっと違う意見。
元々ボクは、放射線の危険性から、アンチ原発な考えだったはずなんだけど、
今回の福島原発で、『原発』自体は安全で、信頼性がすごくあると思った。
想定以上の激・大地震&大津波だったにも関わらず、
地震&津波そのものでは、原子炉&格納庫にダメージがなく(18日時点の報道では)、
運転中の原子炉の燃料棒が抜かれて運転が止まったんだもん。
問題は補機類。
いや、もっと頑丈なディーゼル発電機や冷却装置を作れってわけじゃなく、
壊れたら、すぐに別途に調達できるようにしておけってこと。
外部から緊急用の電力供給を用意できるような対策をして、
冷却のための外部放水(昨日から始まったヤツね)をすぐに行えるようにしておけ。
遠隔操作可能な外部放水車と、移動式ディーゼル発電所を、
原発に数時間以内に到着できる場所に用意しておけば良いんじゃないか。
常にモノは壊れる。ヒトは失敗をする。
それを前提とした対策が必要だったと思う。
つまり、別の現存する原発でも、これから新設する原発(現実には無理だろうけど)でも、
外部電力供給&外部冷却システムを整えれば原発自体を罵る理由はないと思う。
あと、いまさらの外野のヤジ。
今回の事案でも、いきなり海水注入すればよかった論もあるけど、
それは廃炉前提との話だから、結果論でしかなく、現実には無理だったと思う。ヒトの思考では。
ただ、ディーゼル発電が壊れたことは津波後すぐにわかったんだから、
直後に外部から配線を引き込めばよかったんじゃないか。
すべてに優先して。
そうすりゃ、未だ水素爆発する前で、放射線量が上がっていない翌日には電力の供給ができたことになる。
もし、ポンプ類も壊れていたら、すぐに調達して復旧工事。
万一、冷却不可能になった場合の事態は十分予想できたんだから。
ここらへんが行動が遅い、危機管理がなってないと非難されるべき部分だと思う。
なにはともあれ、
今夜の電源復旧が成功し、ポンプ類が生きていることを祈るしかないが。
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