09月29日 水曜日

晴れ





北海道ツーリング日記 2010 DR-Z400Sにて

『旅の諸費用&キャンプ場紹介 2』





















そうです、僕は7月〜8月にかけて北海道をツーリングしたんです。

26日間、すべてキャンプだったのです。

これが僕の人生の中で唯一、人様に自慢できる話なのです。

なので、いまさら感もありますが、聞いてください。







taioです。こんにちわんこ。

たぶん、みんなが一番興味あるのはお財布事情、ツーリングの費用だと思う。

その費用を特別サービスで教えてあげる。




まぁ、キャンプなら安上がりですよ。

まず必要なキャンプ場代が500円ほど(無料のところならゼロ円)

お風呂代が500円ほど(軟弱者なんで毎日シャワーのあるお風呂に入りたい)

ガソリン代が2000円ほど(300km移動したとして。DRZの道内燃費は23km/L、レギュラー140円ほど)

食費は、朝夕自炊して昼飯はコンビニだとすると、酒代入れて2000円ほど

これはかなりどんぶり勘定な概算だけど、大雑把に5000円/日なわけよ。




参考までに、宿に泊まると、それに宿泊費がプラス。

ライダーハウスなら1000円程(キャンプ場代がかからないんで、実質+500円)、

ユース&とほ宿なら3500円程(キャンプ場代&風呂代がかからないんで、実質+2500円)。




それに道内の滞在日数をかけると生活費が出るわけ。

26日×5000円/日=13万円




往復の移動手段は別途。

ボクは行き道は新潟→小樽の二等寝台、夏休み前の閑散期だったんで14000円程。

帰り道は苫小牧東→新潟の二等、お盆真っただ中の最高金額で19000円(往復とも400ccのバイク込み)

その合計金額が旅の決算報告です。




宿を前提にするのなら、フェリー代込みで一日10000円を想定しておくと良いかも。

1週間なら7万円ちょい。2週間なら14万円弱。そんな感じ。

まぁ、排気量で燃費もフェリー代も異なるし、

ウニ丼やらの高級品を食べるかでも、人それぞれ上下はあるけどね。




これが北海道ツーリングにかかる費用です。







で、キャンプ場紹介のつづき。

10泊目〜11泊目(2泊)

阿寒丹頂の里











同じ名前の道の駅の裏にある公園型のキャンプ場。

お値段は高めで一泊730円。

買い物(セイコーマート&小さなスーパー)は阿寒の街まで行く必要。バイクで10分程度。

お風呂は道の駅にあるんで、歩いて3-4分の距離。ふつうにキレイな温泉。

お風呂代は400円とちょい安めなんで、キャンプ場代との合計(1130円)で考えれば許容範囲か。




ただ、お値段が高いせいか、キャンプ場は寂しい程のガラガラ。ほとんど貸し切り状態。

たぶん、この付近でキャンプする場合、隣町の鶴居キャンプ場(無料)にみんな行くんだろうね。




鶴居は前に使ったことあるけど、すっげ〜人気で常に混雑。

無料で利便性も抜群。歩ける範囲で温泉も買い物(スーパー)もできるからね。

ただ、その反動で“主”(ぬし)が居まして、

夏の間ベースキャンプ的にテント張りっぱなしとか、場所取りしたままとか、

そんな常連さんたちの無法地帯なんですよ。

ソロライダーが一晩テントを張る場合だと、端っこのほうに追いやられて、居心地は良くないんです。

なんで、あえて鶴居は避けたのと、

この阿寒丹頂の里のほうが道東スーパー林道に近いんで、林道探索のベースキャンプとしてここにしたの。







12泊目(1泊のみ)

オンネトー国設野営場




写真は撮り忘れた。

一泊350円

オンネトー(湖)の畔。キャンプ場のすぐ横にオンネトー

大自然のど真ん中。景色は抜群




ただ、利便性は極悪。とにかく何もない。

シャワーのあるお風呂は阿寒湖までバイクで30分ぐらい行かないと。

買い出しも同じく阿寒湖まで行く必要。セイコーマートと土産物屋しかないけど。

洗い場なしの浸かるだけの温泉なら、オンネトーの反対側に野中温泉(有料200円〜300円)はあるよ。




凄まじい山奥なのに、トイレ&炊事場はけっこうキレイ。

特にトイレのきれいさは驚いた。

オンネトーの神秘的な景色&大自然を満喫するには最高のキャンプ場。




あと、キャンプ場のすぐ前が雌阿寒岳の登山口になっているんです。

ボクはその雌阿寒岳目当てでキャンプしたのです。







13泊目〜15泊目(3泊)

斜里みどりの工房






キャンプ場から見える斜里岳。目の前。




斜里の街の郊外にある公園型キャンプ場。

一泊500円。

街は近い。バイクで5分で斜里の街。便利なスーパーからローソン、セイコーマートまで揃ってる。

あと、斜里の街にはここいら周辺では珍しくバイク屋がある!

覚えておくとイザっていうときに役立つかも。




ただ、風呂には恵まれてない。

一応、斜里の街中には「グリーン温泉」というお風呂があるんだが、

実際使ってみたが、ダメ。

ふる〜いビジネスホテルのお風呂。かなり古い。キタナイ。

たしか360円と安めだったけど、使いたくないね。




あと、知床方面に15kmほど行ったところに「ウナベツ温泉」があって、

キャンプ場の管理人サンにオススメと聞いて行ってみたけど、これまた微妙。

スキー場併設の公営宿のお風呂なんだが、古くて、かなり狭い。

グリーン温泉よりはマシだが、あまり使いたくない。

たしか400円だったかな。

一台だけだけどコインランドリー(電気式乾燥機)があったよ。




たぶん、ここにテントを張った場合、お風呂は清里温泉を使うのがベターかな。

清里温泉は実際には使ってないけど、建物の中までは偵察に寄ってみたの。

北海道によくある公設の温泉。見た感じそんなに古くないし、広くてきれいだったよ。

斜里みどりの工房からバイクで15分ぐらいかな。




この斜里みどりの工房、キャンプ場としてはかなりキレイ。

トイレは自動で電気がつくし、手の温風乾燥機まである!!!これは驚いた。

炊事場もテントサイトも、文句なくキレイ。




ちなみに、この斜里みどりの工房を使ったのは、斜里岳登山のためのベースキャンプとして。

地図上だと、清里キャンプ場のほうが近くて便利そうだったけど、ダメ。

清里はオートキャンプ場で、家族連れがわんさか溢れ返っていた。

ソロライダーが気軽に使える雰囲気皆無。

あと、清里は一人でも一泊1500円と高い。

なんで斜里にしたの。距離は大して離れてないよ。







つづく




















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