09月07日 火曜日
晴れ
北海道ツーリング日記 2010 DR-Z400Sにて
『概略＆キャンプ生活、飯』
そんなわけで北海道までツーリングに行ってきました。
旅中もほぼリアルタイムでブログ（旅限定）更新してたんで、
だいたい行動は知られてると思うし、そのブログの内容と重複するのも多いと思うけど、
自分が思い出に浸るのが主目的として、ツーリング記録を書くわ。
今回の北海道は長かったね。
出発は7月17日（実家出発）
7月18日に新潟からフェリーに乗って、翌19日に小樽港に到着。
帰りは8月13日に苫小牧東港からフェリーに乗って、
翌14日に新潟に着いて、その日に実家到着。
全部でちょうど4週間、28日間。
道内、25日間という長旅でした。
結局、その道内の25日間（24泊）、すべてキャンプでした。
ホントは、雨だったり、洗濯物が溜まったりしたときは宿に行こうと思っていたの。
宿と言っても、ユースホステルか、とほ宿ね。
ライダーハウスはどうも好めん。汚いというか、管理が行き届いてないんで。
そんな、神経質なヘタレ野郎なんですが、25日間もキャンプしちゃったんですよ。
雨の日も、大雨警報が出ていても、台風の中までもテント張りましたから。
我ながらビックリ。
ただね、カッパ着て濡れながらテント設営って、やってみるとハマるよ。
みんな北海道ツーリングに来ると、旅館やホテルじゃなくて、
キャンプしたり、ライダーハウス使ったりするのは、「非日常」を楽しんでいるからだと思うの。
みんな日常的にはテントで野宿したり、雑魚寝の相部屋で寝たりはしないでしょ。
日常ではできないことが楽しいわけよ。
その「非日常」から考えれば、雨の中濡れながらテント設営なんて、最高でしょ。
普通の生活ではありえないから楽しいんです。
あと、正直なところ、天気は関係なく、テントの中は自分専用空間なんで、
下手なライダーハウスで周りに気を使うより、気楽なんです。
そんなわけで、24泊のキャンプ生活、食事をざっくり紹介するわ。
キャンプ場到着は15時〜18時
まずはテント設営。絶対に暗くなる前、18時半までにはテント設営しないと。
キャンプ場によるけど、だいたいは到着前に近くのスーパー、セイコーマートで食材を買っておく。
時間に余裕がある場合は、テント設営後に買い出しに行くこともあるけど。
テント設営後、米を水に浸けてから、風呂へ行く。
風呂から帰ってきてからご飯を炊きつつ、夕食の用意。
できれば、明るい間に夕食の支度はしたい（暗くなってからすることも多いけど）。
基本的に毎日自炊でした。そのメニューを写真で紹介。
セイコーマートの味付けジンギスカンは便利でいいね。生ラムが手に入る時は生ラム使うけど。
鍋は米炊飯中。
ジンギスカン。最初の頃は毎日のように作ったね。
ご飯じゃなくて、うどん玉をシメに入れても美味い。
ビールは毎日飲んでたね。
最初の頃は北海道限定サッポロクラシックが多かったけど、
途中から贅沢にエビスやらプレミアムモルツも。
豚肉と野菜の蒸し料理。温しゃぶ的にタレで食べる。これがサッパリしていて暑い日にはイイ。
鍋に水をほんのちょっと入れて、
適当にニンジン、タマネギ、シメジ、ニラなんかと、もやしを入れて、
上に豚肉を敷き詰める。塩こしょうを適宜。
後は10分程度、豚肉に火が通るまで蒸す。たったこれだけ。簡単で美味い。
キムチ鍋。寒い日はイイ。
砂肝。安かったんで買ってみたけど、予想以上に美味い。
北海道は砂肝に限らず、安くて美味いものが多いね（観光客向けの店を除く）
別の日の砂肝。鍋は米炊飯中。飲み比べちゃうと発泡酒は好みじゃないね。
最初は砂肝をそのまま塩こしょうで焼いたけど、小さく切って野菜なんかと炒めた方が良いね。
砂肝とタマネギ、しめじの塩こしょう炒め。ビールに合う合う。
ビールに合うといえば、ししゃも。
ししゃもには2種類あるんだって。普通に4匹200円程度で売っているのは「カラフトししゃも」
「本ししゃも」は1匹300円ぐらい（北海道のスーパーで）する高級魚なんだと。
カラフトししゃもでも十分美味いぞ〜
「こまい」
下手したらししゃもより美味い。値段からは想像できない味。ビールが進む。
ホワイトシチューの材料。具を食べ終わった後、シメにパスタを入れると、激美味い。
ホタテのクリームシチュー。鶏肉でも作ったけど、それもいける。
ホタテを炙ると激美味い。ビールに最高。
ちなみに、ホタテは「生食用」と「加熱用」と2種類売ってるんです。
いままで、生食用（＝刺身用）のようが新鮮で良いものって思っていたけど、
「加熱用」のほうが美味い！
自然のホタテには人間に有害な菌がいて、そのまま食べること（売ること）はできないんだと。
なんで、生食用っていうのは、一旦冷凍、解凍して菌を死滅させたか、
消毒用の海水の水槽に数日間入れて殺菌したものしかないんだって。
当然ながら、冷凍したり消毒用海水に浸けておいたのは、味が落ちる。
加熱用っていうのは、捕れたままそのままなんだって。新鮮さでは加熱用が上なんだと。
加熱用のホタテを軽く炙って食べると、すっげー美味い。
海水の塩味がちゃんとあって、そのままで行ける。潮の香りがそのまま。
「ヒモ」の部分が激美味い。
普段、ホタテをこっち（本州）で食べる時は貝柱だけ食べて、ヒモは苦手なんだけど、
北海道物は全然違う。ちょー美味い。
道の駅でいろいろ買ったらおまけでもらった豆。名前は忘れた。
軽く茹でてマヨネーズで食べたら美味かった。
あとは写真撮ってないけど、カレーや、焼き肉、肉野菜炒めなど定番もの。
夕ご飯食べながら、周りのテントの人と酒盛りすることが多いかな。
ビールのほかに酒盛り用に梅酒を常備。
いつも話の盛り上がる人がいるとは限らないけど、酒盛りの時に貰ってばかりじゃ悪いじゃん。
一般的には、焼酎やウイスキーを持ち歩いている人が多いけど、
僕はそんな強いお酒は苦手（注がれれば飲んじゃうけど）なんで、梅酒なの。
ビールの類いは持ち運びができないからね。
だいたい、夜は22時〜23時ぐらいには寝てたかな。
朝は5時〜6時ぐらいに起床。
ツーリング中は極端に朝方生活だったね。
朝ご飯は簡単に、キュウリをちょいと切ったり、バナナだったり、
豆腐一丁の冷や奴もあったね。
昼ご飯はコンビニおにぎりが多かったね。
ダート行くときは山の中で食べたり、コンビニ前だったり。
ただ、時たま店に入ることもあったよ。その店で食べたものを写真で紹介。
北海道に上がった初日に食べた苫小牧港のホッキ丼。
900円ぐらい。
正直言って、あんまり美味しくなかった。僕の好みじゃない。
もみじ丼（えぞ鹿肉の丼）。500円。
上士幌郊外、上士幌から足寄方面に行った国道241号沿いの「プチレスト鷹の巣」で。
こいつが想像以上に美味い！。帯広の高い豚丼よりずっと美味い。おすすめ。
食べ応えのある肉が美味い。
僕は牛肉でも食べ応えのある赤身が好きなんで、好みドンピシャ。
霜降りやトロが好きな人には向かないかな。
ツブかき揚げ丼（大盛）、800円ぐらい。
斜里のしれとこ里味（さとみ）で。国道244号沿いの有名店。
悪くはない。食べてみればそれなりに満足。
ただ、記憶には残らない、それなりの味。
馬鹿ラーメン。1000円ぐらい。
羅臼、相泊の「熊の穴」で。
海馬（トド）と鹿肉が乗ってるから馬鹿ラーメンだと。
トド肉は血の臭さが強くて味がしない。美味くない。単なるネタにしかならん。
ラーメンとしても大して美味くない。
鹿肉は美味かったけど。
えぞしかバーガー。350円だったかな。
道の駅、丹頂の里赤いベレーにて。
鹿肉っぽさはない。家で作るハンバーガー程度。あえて食べるほどのことはない。
冷やし新得そば。600円。
屈足温泉のレストランで。
僕が行ったときは、お祭りで半額（300円）だった。ラッキー
目の前で打ち立ての新得そば。美味かったよ。
ただ、そばはもり（ざる）で食べなきゃホントの味はわからんな。
六花亭本店のサクサクパイ。一本140円（たしか）
これが美味い！！！
賞味期限3時間は伊達じゃない。注文を受けてからクリームを詰めるんだと。
本店ともう一店の2カ所でしか食べられないんだって。
ただ、本店はバイク乗りの男が一人で行くには場違い感あふれる、ちょーお洒落な店構え。
帯広駅前の繁華街ど真ん中。
サンマ定食（仮）。本名は知らん。
花咲港前のカニ屋で1000円以上買い物するとおまけで食べられる定食。
買ったカニをその場で食べることもできるんだが、
カニに合わせてこの定食を食べることはかなり無理があると思う。ボリューム満点。
サンマの刺身が激・美味い！。他のおかずも、鉄砲汁も美味しい。ごはんが進む（おかわり自由）
ただね、商売上手というか、ちとお値段的には高い。
だってね、カニを食べた上でこの定食はボリューム的に無理がある。
定食を美味しく食べるには、カニはお土産として送るのが賢明。
送料は高いけどね。地元の花咲ガニはお手頃で美味しいよ。
中標津の回転寿し「すしロード」で。
生サンマと、活ツブがちょー美味い。
他もネタが大きい。
ただし、美味いものはそれなりにお値段がするもんだ。
回転寿司といえども、調子こいて食べてるとけっこうなお値段になるんでご注意を。
このぐらいかな。店に入って食べたのは。
あとは、簡単に
鹿追のチーズ工房のソフトクリーム
場所は忘れたが、どこかの道の駅のゆでとうきび。
こんな感じにアイスやとうきび、じゃがいもをちょくちょく食べてたよ。
お昼ご飯を食べたら、その日のキャンプ場を探し始めないと。
15時〜16時くらいにキャンプ場に着けると、時間に余裕があって良いんですよ。
大雑把に言えば、こんな感じのキャンプ生活です。
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