10月03日 土曜日
晴れ
『KTMに試乗してみる』
KTMのディーラーに、KTM純正のバックプレッシャーバルブ(クランク内圧コントロールバルブ)を買いに行ったついでに、試乗してみた。
まず乗ってみたのが、400EXC
KTMのモトクロッサーです。
HONDAでいうCRFに保安部品付けただけみたいな存在。
ほとんどレーサー
それもそのはず、他の公道向けの車種は保証期間24ヶ月なんだけど、
こいつを含めたEXCシリーズ(250,400,450,530)は30日。
こんなんで公道走って良いのか、ちょい不安になる。
で、インプレッション
まず跨がってみて、足着き性がとても良いことに驚く。
すぐさま店員さんに聞いてみたら、車高を3cmほど下げているだって。
車体もすごくコンパクト。
シートの低さといい、まるでセローのような印象。
走り出してみる。
すっげーローギヤード&クロスしている。
シフトアップが忙しい。
マフラーの排気音もFCRの吸気音も、純正とは思えないほど音量がある。
まぁ、僕のDR-Zよりかは静かだけど。
パワーは確実にDR-Zよりはある。
ローギヤードの影響と、えげつないほどのブロックタイヤっていうのもあると思うけど、
カーブでちょいアクセル開けたら、リアタイヤが簡単にズズズっと滑った。
たいしたスピードも出てなく、路面もクリアだったのに。
軽く冷や汗もの。
どのくらい馬力あるんだろう?
カタログ値も公表してないし、ディーラーの人に聞いてもわからないって。
ダイノマシンとかで後輪出力を測ってみたい気分。
ちなみにHONDAのCRF450R(公道不可)は56馬力(カタログ値)です。
普通のロード向けのタイヤを履いて、空いているところで試乗してみたいもんだ。
ついでにもう一台試乗してみた。
990 SUPER DUKE
まず跨がってみて、感じた。
激・軽い
リッターネイキッドとは思えないほど軽い。
ホーネット900より断然軽い。
感覚的にはCBR600FやGSX-R600と同程度。
後から調べたら、半乾燥重量186kg
半乾燥重量ってガソリン以外は走行可能状態なはずだから、装備重量は200kgぐらい。
(タンク容量18.5L、ガソリンの比重0.75)
とんでもなく軽い。
乗車ポジションは軽い前傾姿勢。ホーネット900よりやや前傾。
ステップは結構バックステップ。600SS並み。
僕的には好みなポジション。
で、走ってみて。
激・乗りにくい
ちょー、1速がハイギヤード
試乗した街中ではギクシャクしまくり。
インジェクションは京浜製だけど、ホーネット900以上のギクシャク感。
回せば問題ないんだが、街乗りは苦行。
お店の人も、
「ドライブスプロケットの歯数を下げれば乗りやすくなりますよ」
って言ってた。メーター誤差は平気なのか?
KTMがロードバイクを作り始めてからまだ間もないから、
オンロードでは詰めが甘いのかな。
公道可能なオフロードレーサー(EXCシリーズ)は気になるけど、
埼玉ー大阪間の弾丸自走にも、躊躇なくオフ車を使う僕の用途には不向きだと思う。
耐久性は問題ない、メンテナンスも普通のバイクと変わらない、って言ってたけど、
耐久性に問題ないのなら、なぜ保証期間は30日しかないのか?
どの基準で考えているのか不明。
こんなKTMの試乗インプレでした。
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