08月06日 月曜日
晴れ暑し
『お大尽なツーリング』
先日、ちょっとしたお誘いがありまして、ツーリングに行ってきたんですよ。
それが凄まじいお大尽ぶりな顔ぶれでして、
ベンベンベンベンベンベンベン
ヤバいほどにBMWオールスターズ
R1200GS、R1200S、F800ST、K1200S、K1200R
ヤケクソで全部乗っちゃいました!
それも結構ボリュームのある距離をガッツリ乗せてもらっちゃいました。
その感想を適当に書き連ねてみますよ
まず、K1200S(1枚目の右)
BMWの新世代フラッグシップみたいな存在
水冷並列4気筒、1156cc
最高出力167PS
そんなまるで国産メガスポーツ的なスペック
ええ、エンジン音&排気音もまるで国産ツアラー
走りは凄まじい
レッドゾーンは11000rpmからなんだが、2000rpmからスムーズかつ機敏に加速
2000〜3000rpmで、のんびり走行も苦ではなく
当然ながら、5000rpmからの暴力的な加速は凄まじい
公道では、エンジンを使いきることはまず不可能
カウルの風防効果は絶大
180km/h程度は一瞬で出るんだが、まったく楽ちん
さすが偉そうなことを言っているだけのことはある。
欠点はブレーキ
フロントは絶大な効き
軽くブレーキレバーを握った程度で、瞬間的に減速
気持ちのいい、最高のブレーキの効き
が、リアは最悪
驚くほどに効かない
軽くかけた程度じゃまったく意味なし
最初驚いたよ。ここまで効かないブレーキは初めてだったんで。
これでもか!って、かかとで思いっ切り踏み込んだんだけど
(まるでダートラ的に)
それでも、気持ち減速した程度
ヤバいほどの効きの悪さ
飾りのリアブレーキ
あんなんで車検通るのか?
にしても、レーサーレプリカならあの前後バランスのブレーキも納得するんだが、
如何せんツアラー的要素もふんだんに有するBMW
ブレーキ以外は文句なしなんだけどなぁ・・・
次、K1200R(2枚目の右)
上で紹介したK1200Sのネイキッドバージョン
なんで、ほとんど同じようなエンジン
(若干最高出力は減っているが。167→163PS)
凄まじい加速は同じ
効きの良すぎるフロントブレーキも同じ
効きの悪すぎなリアブレーキも同じ
K1200Sもなんだが、不思議なぐらい良すぎるフロントブレーキ
だって、こんな普通の鋳造横置きキャリパー
今流行のラジアルキャリパーや、お大尽な削り出しとかでもないんだよ。
うーむ、不思議だ
そうそう、K1200Rはちょっとハンドリングが軽すぎる
ハンドルが切れ込んで行く性格が強い
直進安定性はかなり悪い
単純にカウルをはいで、アップハンドルにした影響なのかな
次、F800ST(1枚目の真ん中)
水冷並列2気筒、DOHC、798cc
プランニューなちっこいBMW
が、リアのボリュームはあの5台のなかで1番
フロント、サイドもほとんど違いなし
見た目は全然ちっこくない
エンジンは素敵に素直
アクセルを開けた分だけ素直に加速
K1200Sみたいな暴力的な加速感はないけど、必要十分なエンジンパワー
ブレーキも素直
フロント・リアともにかけただけ、ちゃんと減速
やはり、フロントフォークがちゃんと働いて、沈み込んでくれるのはイイね
他の車両はテレレバーとかパラレバーって言う、
BMW独自のアンチノーズダイブ機構装着
スクリーンもK1200Sほどではないけど、悪くはない風防効果
バーハンドルなんで、メットまでは効果ないけど、胸への風圧はだいぶ軽減
ここまで、非の打ち所のなく、
まるで、(CB400SB+CB1300SB)/2って感じ
が、問題がひとつ
熱すぎるんです
大型と言えば、発生熱量が大きいのは当然で、熱いのは当たり前なんだが、
一般論で語りきれない欠点
ちょうどニーグリップする位置にフレーム
そのフレームがちんちんちんちんに熱くなるんですよ。
太ももが低温火傷しそうな熱さ
冬は良いだろうけど、夏場は最悪
熱い熱い熱い
BMWの人はまともに試乗せずに市販しているのかな?
このフレームはダメダメ
他には特に文句ないのに、もったいない
とりあえず、ここまで
つづきます
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