06月07日 火曜日
晴れ
『Intel inside』
複雑です。
Apple、Intelプロセッサ採用を正式発表
前々から流れていた“噂”が真になっちゃいましたね。
それにしても今回の事前の噂は、不自然な気がしてたよ
だって、Appleは新製品のリークがあると、
その犯人をなんとしてでも見つけ出して、
裁判に訴える程、神経質な情報管理をしていたんだよ。
それが今回のIBM→Intelの場合は、
噂系サイトだけに止まらず、
世界の東の外れの小さな島国でも、
そうそうたる大企業が報道していたんだよ
IT系の情報サイトは当然、
経済誌もこぞって、
朝日・読売・毎日・・・
大手新聞社までも
噂の段階で報道
そんな状態でも、Appleはだんまり
こりゃ、何か変だぞ
と変な気配を感じていたけど、
“噂”が寸分違わず、現実に！！！
2006年から2007年末までに全面移行
コンシューマー機から段階的に全製品を
Intelへの移行時期から、
移行する順番、
すべて大正解
これはAppleの意図的な情報リークでは？
だって、いつも通り“サプライズ”にこの大移行を発表しちゃうと
あまりの唐突な変革と受け取られ、
株価の大下落、
Apple発のニューヨーク株価大暴落
いや、世界中の株価大暴落につながり・・・
『Appleショック』
とかね
そんなことになられては困っちゃう
そういう事態を避けるために、
意図的に事前にリークしていたんだと思うよ
なんとなくでも知っていれば、
ショックも多少は和らげることができるでしょ
さらに、今回のWWDC2005はストリーミング中継がなかったじゃん
これもその“ショック”対策だと思うよ
だって、ジョブズが発表して、
観客から大ブーイングが起きちゃったら大変でしょ
そんな光景は中継できません
ジョブズの基調講演は、
スタンディンオベーションで終わらなくてはいけません
そんなことを勘ぐりながら、
今朝、11:00頃
起床とともに、この大ニュースを知りました
taioです。おはようございます（笑）
さて、みんな、
この世界を揺るがす世紀の大ニュースを、どう受け止めますか？
『Appleにはガッカリさせられた』
『もう絶対、Macなんて買わねぇ！』
とか言いつつ、白いイヤホンを付けますか？
それとも、
68KからPowerPC、
PowerPCからPentium、
そんな大きな流れの一環として、受け入れますか？
でも、まぁ正直、ちょっぴり残念だよ
WintelよりPhotoShopの処理速度はこんなにも速いです！
Macは
Microsoftの新しいXbox、
「Xbox360」の開発はPowerMacG5上で行われている。
Microsoftも認める、Macの素晴らしさ
そんなニュースに心躍らされていたヤツなんで
『この大移行は民族のアイデンティティに対する反逆だ！』
『Macを使い続けている人々へ対する冒涜だ！！！』
とか、言いたくなる気持ちもヒシヒシ理解できるけど、
僕はリアリストです
現実を受け入れなくては
結局、コンピュータ上で動くシステムである。
Windowsも、Macも、
その動くコンピュータが進化すれば、
それに合わせて、OSも進化し続ける。
その時代のコンピュータに合わせて進化するのが何か悪いのか？
CPUが何であろうとも、OSはOS、
MacはMacさ
僕はそんな自己暗示をかけてます。
いや、前向きに考えてみよう！
Pentium M 搭載の小型PowerBookが現実化しそうじゃん
1kg以下で、8時間電池が持ち、10インチディスプレイ
しかも、今までのWindowsPCメーカーとは違い、
ハイパワーなビデオカードも当然搭載
もちろん、外見はお洒落なMac
そのコンピュータ上で美しいMacOSが動作
イイんじゃない！
結局、CPUがIBM製からIntel製になるだけで、その他が失われるわけじゃない
より良くなるだけさ
この件にしても近頃、IBMの失敗だらけ
PowerPCの高速化ができず、
自社パソコンの販売も失敗
Appleの要求に応えられず、Intelに移行されるし、
ThinkPadも中国に売却
30年前の大型コンピュータの王様も崩壊かな？
まぁ、ブランドイメージが著しく傷ついたことは確か
で、当分様子見です。
少なくても、来年の今頃、最初のIntel搭載Macが発売されるまでは、
パソコン関係の大きな出費は回避
今のiBookのままでいいや、当分は
だって、エディターと、Photoshop、FTPソフトが動けば、更新はできるもん
Intelへの移行がどうなるか？
68K→PowerPCへの移行の時のように、スム−ズに行くか、
Intelへ移行したことのメリットがわかりやすく表れるか、
それを確認してから、
現行のPowerPCのMacを買うか、
新しいIntel inside Macを買うか、
ゆっくり考えましょ
えっ？
なぜ、一年も様子見をしてから、現行Macを買うのか、って？
そりゃ、過去の経験は有効に生かさなくちゃ
だってね、68K→PowerPCの移行の時は、
素晴らしい出来の、68Kエミュレータによって、
『最もスムーズに行ったプラットホーム変更だ』
って、言われているのよ
つまり、68KとPowerPCのMac上の互換性が特に良かったのさ
ただしその分、PowerPCネイティブ環境が完全に整備されるのに時間がかかった
つまり、68Kの最終機、Quadraの方が高性能だったわけよ
初期のPowerMacに比べて。
しかも、現在のリセール価値も68K最終期のMacの方が宜しい
そんな経験があるわけさ
なんで、様子見
その結果、移行がどうなるか、
上手く行くか、失敗するか、
上手く行き過ぎるか、
それ次第で、
PowerPCをこよなく愛し続けるか、
最新Pentium Macに乗り移るか
決めたいと思います。
今後1年間は新しいMacを買いたくなる心配がなくなったんで、
安心して、バイクに投資できそうです♪
と、ここまで書いてきたけど、
東の外れの小国の僕のように、世界中の人がMacを買い控えるのが
Appleにとって、一番ダメージなんでは？
それなら、Intelへの移行発表と同時に、Pentium対応MacOSを発表して、
来月ぐらいからIntel inside Macを販売しちゃった方が、
経営的には良かったのでは？
もし、そうだったら、
僕にとっては、様子見がやりづらいんで、
バイクに集中できなくなってしまうが・・・
それとも、この1年間、
様子見によってMacの買い控えが起きても、
iPodで経営難はなんとか乗り切れる、とでも考えているのかな？
Apple
何はともあれ、
この大移行がどうなるか、楽しみがひとつ増えました。
おわり
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