05月18日 水曜日

曇り





『TORQUE』






















どうでも良い事ですが、姉妹品として

『POWER』

こんなのがあります。

話の中身はまったく無関係ですが、題名つながりってことで





















で、映画「TORQUE」を見ました。





基本的にネタばれします。

これから見る予定の人で、内容を知りたくない人は

ここでUターンを勧めます





















で、感想









一言、C級映画





ストーリーが安っぽい

見ていて、ガッカリしました。













確か、監督か、プロデューサーか、

そこらへんが映画「ワイルドスピード」をやっていただけあって、

映像の迫力は謳い文句通り

スピード感は確かにある!













が、どうしても馴染めませんでした。













初っ端の場面の





「四輪に乗っていると、頭までおかしくなるのか?」





ってセリフ(ちょっと違うかも、記憶があいまい)

これは格好よかった!













が、その他、全ての場面が見れば見るほど、ストレスが溜まっていく













まず、バイクへの愛が感じられない。





簡単に、自分のバイクを壊すし、

もう、駅前の自転車泥棒のような感覚で、

他人のバイクを奪って、乗り換え

バイクを乗りつぶしていく

次から次へ





どれも現実に購入すれば、100万超の大型バイクを気軽に廃車

信じられません





自分の愛車への愛着というものが、微塵も感じられません。





















さらに、バイク乗りへの世間の評価を、

わざと悪化させる企てがあるような感じ





徹底的に悪く書かれてます。バイク乗りが

もうノーヘル&スピード違反なんて、ごく普通に、

市場?の中をバイク乗りの集団が爆音をあげて、暴走









犯罪のオンパレード





殺人

傷害・暴行

麻薬

拳銃

窃盗

器物破損

爆発物

不法侵入





正義の味方も、悪役も









走りながら、バイク同士で車体の体当たりは当然、

バイク乗りながら、サバイバルナイフで斬りつけ合い、拳銃で打ち合っているんだよ!





何から何まで間違ってます。

























ストーリーもまったく中身がない









単純に、暴走族同士の縄張り争いから抗争





暴走族は3グループ

一つ目は、自称正義の暴走族4人組

二つ目は土着の暴走族

三つ目が積極的に犯罪の極悪暴走族









極悪暴走族が麻薬密売&土着暴走族のリーダーの弟を殺人

それが上手い具合に正義の暴走族に濡れ衣





それによって、正義の族が土着族に追われる立場に

その殺人&麻薬をやった真の悪役を追って、暴走に次ぐ暴走





最後は実在するらしい「Y2K」とかいうヘリコプターのエンジン搭載バイクまで登場

で、悪役をやっつけ、正義の族の疑いは晴れて、





めでたしめでたし













その迫力満点という暴走場面も

もう、ハチャメチャです。





レプリカで林の中をバッタのように飛び回り、

電車の中まで暴走





しかもチープなCGがほとんど

あれなら、現実にオフ車で走り回っている映像のほうが、ずっと面白い





最後のとっておきの最終兵器「Y2K」の走行場面も雑なCG









スピード感はあるけど、まったく面白くない。

自分でバイクに乗っている方がずっと迫力体感













なんででしょう?

普段なら、カーアクションものの映画も、それなりに楽しんでいるのに、

この「トルク」だけはダメです。













やはり、バイク乗りとしての目線だからかな?

とにかく、バイク乗りを、悪く悪く描かれた映画でした・・・

















ああ、そうそう、

ひとつだけ評価と言えば、





正義暴走族=レーサーレプリカでノーマルマフラー

犯罪暴走族=ハーレーで爆音マフラー





この図式だけは、あまりにわざとらしかったが、

まぁ良しとしますか




















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